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木食応其上人墓前法要

木食上人は、応其上人、別の名を興山上人といいます。天文6年に近江に生まれ天正元年3月5日、仏門に入り高野山で修学し、天正13年、豊臣秀吉が高野山を攻めんとした時、上人は単身秀吉を説いて、高野一山の危急を救われた。また全国90余に至る伽藍堂塔の改修もされ、高野山の中興の聖人と仰がれる傑僧でありました。その後、高野山を下り郷里の近江に帰り、飯道山山頂の飯道寺に余生を養い、各地に巡行托鉢として、人心の浄化に努められました。晩年自らの死を予感されて、石棺を作り、其入定窟で3日間鈴を振って仏念三昧され遷化されました。滋賀県の生んだ木食上人の入定掘とお墓は、今なお飯道山山頂に残っています。

開催日 平成28年9月18日(日)
会場 飯道山山頂(木食応其上人墓前)
プログラム 午前10時 法要
午前11時 大護摩供養

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